NPO資金獲得セミナー2025「助成金を活かした持続可能な事業と仕組みのつくり方」開催のご案内

  • 2025.10.30
  • イベント

■ NPO資金獲得セミナー2025「助成金を活かした持続可能な事業と仕組みのつくり方」

 

休眠預金等活用制度をきっかけに、地域の課題解決や制度づくりにつながる助成金を活用した実践が各地で広がっています。本セミナーでは、助成金を活かした持続可能な事業を発展させた全国の最新事例や助成金終了後の「出口戦略」を紹介するとともに、助成金を起点にクラウドファンディングなど新たな資金獲得の取り組みが広がり、アドボカシー活動を経て制度化へとつながった事例を共有します。

 

資金獲得やアドボカシーに関心をお持ちのNPO・市民活動団体の皆さまにとって、学びと交流の貴重な機会となる内容です。次の一歩を考える機会として、ぜひご参加ください。

 

※アドボカシー活動とは:市民やNPOが、よりよい社会に向けて行政や議会などに意見や提案を伝え、仕組みやルールをより良くしていくための働きかけです。現場で見えてきた課題や人々の声を届け、社会の仕組みを少しずつ変えていくことを目的としています。

 

【日時】2025年11月27日(木)14:00~16:30

【参加方法】オンライン:Zoomを活用したウェブ会議で実施

※申込者には、11月26日(水)までにお申込時にお知らせいただいたメールアドレスへオンライン(Zoom)のURLをお送りします。

※後日、期間限定で録画を事前申込者に公開します。

【参加費】無料

【定員】オンライン50名(先着順)

【対象】活動資金の獲得を検討されているNPO、NPO支援者等

 

《プログラム紹介》

【講演】「休眠預金を原動力に、地域の仕組みをつくる 全国の活用事例から」

・休眠預金制度を活用して事業を成長させ地域の仕組みづくりにつなげた好事例の紹介

・休眠預金・社会的インパクト評価の全国・愛知での活用状況

・最新の公募情報の紹介 など。

講師:大川 昌晴(おおかわ まさはる)さん

(一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)・事務局長)

※JANPIAは、日本経済団体連合会により設立され、2019年1月に休眠預金等活用法に基づく指定活用団体に指定された。2019年~2024年度に累計236の資金分配団体・活動支援団体による助成・出資事業を採択し、助成予定総額は361.8億円に上る。

 

【事例報告】「助成終了後の挑戦―継続・発展・制度化につなげる取り組み」

・2つの助成プログラムを受けて実施した事業を助成終了後に継続し、クラウドファンディングによる寄付集めやアドボカシー活動を通じて発展させた事例の紹介(中部圏地域創造ファンドによる新型コロナウイルス対応緊急支援助成2021、新型コロナ及び原油価格・物価高騰対応支援助成2022)

・行政の制度化や自主事業化のための工夫やポイントについての報告。

講師:元島 生(もとしま しょう)さん(NPO法人場作りネット・副理事長)

※長野県上田市を拠点に、孤立や困難を抱える人々に寄り添いながら、相談支援や一時宿泊の提供、地域のつながりを育む“場”づくりを実践してきた。休眠預金事業で得られた成果をもとに、若年女性への支援にも取り組み、現場での活動を通じて長野県の「困難な問題を抱える若年女性等の支援強化事業」へと制度化を実現。草の根の活動を制度へとつなげる実践を積み重ねている。

 

【ミニ講座】「小規模な団体・事業でも活かせる 助成金選びのコツ」

・小規模な団体や事業における助成金申請の実績をふまえた、助成金選びや申請の工夫・ポイント

講師:小林 芽里(こばやし めり)さん(NPO法人浜松NPOネットワークセンター・理事、NPO法人ぐるったネットワーク大町・スタッフ)

※中間支援団体の役職員として、数多くのNPOの助成金相談に対応するほか、自らも助成金を活かした事業づくりに取り組んできた。休眠預金等活用制度の実行団体として活動した実績も有する。

 

≪セミナー当日、NPO向け助成金リストを参加者に配付!≫

 

【トークセッション】

・登壇者による対話を通じ、多角的な視点や実践知を共有し、実践の背景や工夫、今後の展望への理解を深めます。

コーディネーター:大野 覚さん(認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ・常務理事・事務局長)

※茨城県鹿嶋市出身。ニューヨーク市立大学大学院行政学修士NPO運営コース修了。2009年よりコモンズにて活動。市民活動の相談対応や講座開催、行政の協働施策支援、企業のCSR活動支援、ESD及びSDGs推進、いばらき未来基金や子ども食堂サポートセンターいばらきの他、2018年よりNPO法人会計基準協議会の事務局も担当。コモンズでは市民活動の助成申請などに関する研修講師や伴走支援も担う。NPO法人フードバンク茨城理事長、認定NPO法人日本NPOセンター理事なども務める。

 

《休眠預金等活用制度とは》

休眠預金等を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度です。2019年度からNPO等の民間公益活動を行う団体への助成が実施されています。

<参照>

民間公益活動促進のための休眠預金等活用 内閣府

https://www8.cao.go.jp/kyumin_yokin/index.html

 

《申込方法》

https://forms.office.com/r/p66qpax4Ji

・Webフォームからお申し込みください。

・もしくは、下記の内容をE-mailにてご送付ください。申込書にご記入いただき、FAX/郵送でお送りいただくことも可能です。

(1)お名前

(2)ご所属

(3)TEL

(4)E-mail

(5)参加動機

【申込締切】11月26日(水)

 

《お申込み・お問合せ》

特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ

〒461-0005 名古屋市東区東桜2-18-3 コープ野村東桜702

TEL : 052-979-6446(平日10時~18時)

FAX : 052-979-6448

E-mail : vns@vns.or.jp

 

主催:愛知県

受託運営:特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ