なごやボランティア・NPOセンター第2期(平成20.4.1〜24.3.31)
指定管理者選定経過関係資料

「なごやボランティア・NPOセンター」は、市民活動を支援するための名古屋市の施設です。
平成16年8月から、指定管理者制度での管理運営が始まりました。

第1期(平成16年8月から平成20年3月まで)は、「ぼらんぽセンター・コンソーシアム」が選ばれ、
第2期(平成20年4月から24年3月)は、東京に事務所を置くNPO法人ワーカーズコープが選ばれました。

ここに掲載した書類は、第2期の指定管理者選定に関係する、募集要項、事業企画書、審査結果等です。
指定管理者制度の問題点(改善の必要性)やNPOの発展成長にとって重要な論点があると思われるので、ここに公開しました。
*ぼらんぽセンター・コンソーシアムとは、第1期のなごやボランティア・NPOセンターの指定管理者で、(特)ボランタリーネイバーズ、(特)ボラみみより情報局、(特)名古屋NGOセンターの3NPO法人が設立した任意団体です。
  募集・選定と情報公開の経過(ボランタリーネイバーズ作成)
@ なごやボランティア・NPOセンター指定管理者募集要項(名古屋市。平成19年8月)
A 募集要項に対する「質問書」(ぼらんぽセンター・コンソーシアム。平成19年8月15日)
B Aへの「回答書」(名古屋市。平成19年8月17日)
C ぼらんぽセンターコンソーシアム「事業計画書」(8月31日提出、10月時は一部非公開、全文は平成20年5月23日公開
D ぼらんぽセンターコンソーシアム「追加資料」(名古屋市から積算根拠説明資料提出要請受け。9月7日提出)
E ワーカーズコープ「事業計画案」(平成19年10月時は一部非公開、全文は平成20年5月23日公開)
G 選定委員会議事要旨・評価表(名古屋市。平成20年5月23日に全部公開)
 【参考】
H 各年度の事業報告書(2004年度2005年度2006年度2007年度
すべてです
【所感】
1、期限が来ると入札的制度で選定し直される指定管理者制度では、@ノウハウの蓄積・ネットワークの蓄積などができない、A継続雇用(正規雇用)を担保できない、臨時雇用等不正規労働者を想定せざるを得ない。従って、こうしたソフトの蓄積がサービスの質や量を決める事業を行っている施設では、人材の入れ替えはサービスの低下を生み出す。指定管理者制度は、そういうことが起きない施設でしか実行できないと思われる。

2、指定管理料で購入される物品・資源等の帰属・所有について、この制度は曖昧である。恣意的な決定が多すぎる。

3、今回の選定は、NPO間の競争や全国組織と地域組織の関係の在り様について、一石を投じた。県組織と市町村組織との関係も同じ関係をはらむ。


4、指定管理者制度の対象となる施設の運営は、主に中間支援型NPOの活動対象と思われる。中間支援NPOでは、若い人材が定着しないことが大きな課題となっている。指定管理者制度はNPOにとって安定的な職場の確保として期待されたが、そうはならない。人材の定着は依然大きな課題である。

5、指定管理者制度は、数年間ではあるが、NPOに安定的な収入をもたらし、理念にマッチすれば効果的な事業(施設)展開が可能である。活用方法については、前向きに議論していきたい。